キャンプギアは優れた防災グッズ
私たちの住む日本は世界有数の地震大国として、皆さんも認知していることでしょう。
しかしながら、災害対策をしているかと問うと全くしていないという人がほとんどではないでしょうか。
災害とは自然災害だけでなく、戦争などの人災も含め、いつ何時訪れるものか分かりません。当然、予兆というものはあるでしょうが、事がひっ迫してからでは欲しいものが手に入らない、値段が相当上がって手に届かない等、不利益を被る可能性が高いでしょう。
私はキャンプが趣味ですが、キャンプギアほど災害の備えとして適しているものはないのではないかと考えてしまいます。
今回は、私が選ぶ災害時に役に立つであろうキャンプギアを4つ紹介したいと思います。
1.ランタン
キャンプにおいて、夜の明かりを照らすランタンは必需品です。災害時において、明かりがないことほど不安なことはありません。言い換えれば、明かりがあるだけで少しは安心できることでしょう。
ランタンには種類があり、LED(電池式)ランタン・ガスランタン・灯油ランタン・ガソリンランタンがあります。取り扱いがしやすく、安全性の高いLED(電池式)ランタンはおススメです。機種によっては、USB端子が付いていて、スマホ等の充電もできるタイプもあります。
2.携帯浄水器
災害時、なくて困るのが飲料水でしょう。水を沸騰させて浄化する方法もありますが、携帯浄水器というものを使うのも良いでしょう。携帯浄水器は川や湖等の自ら不純物を取り除いて、飲料水へ浄水してくれる便利なアイテムです。持ち歩きに便利なボトルタイプをはじめ、手軽なストロータイプ・たくさんの水を浄化できるポンプタイプなどさまざまな商品があります。
3.携帯ラジオ
災害時の情報はなによりも重要で、情報を得るのに最適なのがラジオです。ライト、手動発電、USB付の多種機能ラジオをおススメします。情報があるだけで、安心感は違います。
4.サバイバルシート
災害は時期を選びません。エマージェンシーシートと呼ばれるものですが、断熱性があり、体をシートでくるむことで熱がこもり、寒さと体温の低下を防ぐ効果があります。
かさばるものでもないので、防災グッズに加えておくと良いでしょう。
5.その他
キャンプ用品として必需品とまでは言いませんが、キャリーカートがあると重たい荷物を運ぶときに便利でしょう。
災害時、水が必需品として挙げられます。先に紹介したように、飲料水に関して携帯浄水器は役に立つと思いますが、生活用の水も不足しがちです。そこで給水車等で水を汲んだりすると思いますが、この汲んだ水を運ぶ際に、大いに役に立つのではないでしょうか。
防災グッズとしてキャンプ用品は役に立つものばかりです。調理用にシングルバーナーがあると便利ですし、居住用にテントがあればプライバシーも確保できるでしょう。
これからキャンプ用品を揃えるという方も、災害対策として二面性を考慮しながらキャンプギアを選定するのも良いのではないでしょうか。
最後に、電池の常備もお忘れなく。
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